SBT認定企業が2,000社を突破

寒くなってきました。キャンプには良い季節です。
趣味で定期的にキャンプに行きますが、なんといっても焚火が大好きです!
炎の揺らぎを見ながら酒を飲むのは最高の瞬間です。

キャンプは脱炭素な遊びです。薪・炭はカーボンニュートラル燃料ですし、釣りや自然散策もエネルギーを使いません。
ただし自動車で行くので、ガソリン燃焼だけは残念なのですが。。

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SBT認定企業が2,000社を突破 うち8割は中小企業


企業の温暖化対策目標制度である「SBT」に参加する国内企業が急増しています。足元で2000社を超え、約5年間で20倍になりました。
そのうち中小企業が8割を占め、製造業を中心にサプライチェーン全体で脱炭素に取り組む動きが活発になっています。

SBTはScience Based Targetsの略称で、企業の削減目標について気候変動の国際枠組み「パリ協定」に沿った科学的根拠に基づくものかを検証し認定しています。
自社でのCO2排出である「スコープ1・2」とサプライチェーンでの排出である「スコープ3」への対応などが要件となっており、目標設定の世界標準として注目する投資家やバイヤー企業が多くなっています。

世界自然保護基金(WWF)ジャパンによると、増加をけん引したのは中小企業で、全体の79%を占め、世界平均(42%)を大きく上回っています。業界別での内訳では電機23%、建設14%、商社・流通8%、自動車・部品6%、その他48%となっています。

SBTへの参加が増えている背景には、ステークホルダーに対し分かりやすく環境貢献企業であることをアピールできることがあげられます。また、日本国内でのサステナビリティ情報開示の開始や、排出量取引制度の開始を受けて、大企業でのCO2排出削減目標策定が進んだことがあげられるでしょう。そのような大企業のサプライヤー企業である中小企業がシェアアップや新規顧客開拓にSBTを活用しているのです。

8割を占める中小企業においては、SBT認定受けることでライバルとの差別化を図り、業績アップに活用しようと考えている企業が多い印象ですが、ここまで認定企業数が多くなってくると、SBT認定を受けていないことが業績悪化のリスクになってくる可能性もありますので、このタイミングでSBT認定を検討してみてはいかがでしょうか。
ほっとコンサルティングでは、これまでに7社の中小企業版SBT認定を支援した実績があります。中小企業版SBTは通常版に比べ認定取得が容易ですが、今年より難易度が上昇しています。難易度上昇後においても3社の認定実績がありますので、認定を検討する際にはほっとコンサルティングまでご相談ください。

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