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今回は2025省エネ補助金特集です!

地球温暖化でも冬はやっぱり寒い..
なんて愚痴を言っていても始まりません。

蛇年、これまでの常識や悪い習慣を脱皮するが如く、清々しい一年にしていきたいですね。
本年もよろしくお願いいたします。


今回は2025省エネ補助金特集です!
GX関連予算が大幅に強化されている現在、省エネ補助金はビッグチャンス中です。
複数年度申請も可能ですので、ここ数年で設備投資しようと考えている方は要注目です。

目次

2025省エネ補助金の全体感を把握しよう


間違いなくここ数年で最大規模の省エネ補助金です。新しく中小企業への優遇が追加されました。

非常に大きな予算と使いやすさアップで、申請がしやすく採択率も高くなっていますので、設備投資を検討している企業にはビッグチャンスです!

 ↓  Youtube動画でも分かりやすく解説していますので、ご覧ください。
2025年春省エネ補助金 令和6年補正予算解説 中小企業を優遇

事業形態は4つ
 1)工場事業場型:従来のA先進事業、Bオーダーメード型の類型
 2)電化・脱炭素燃転型:電化やより低炭素な燃料への転換の類型
 3)設備単位型:従来のC指定設備導入事業
 4)エネマネ事業:エネルギー需要最適化対策事業

全ての類型で複数年度申請が可能です。機器の製作納期等に影響されずに申請できます。
今回より中小企業の優遇が強化されました。Ⅰ型の中小企業投資促進枠とⅡ型の工事費も含むです。

以下はⅠ工場事業場型の詳細
≪対象≫
 大規模な省エネ設備投資、先進設備投資
 例 省エネ生産ライン、コージェネ、 産業ヒートポンプ、バイオマスボイラー、嫌気性排水処理装置

≪補助≫
 補助率 1/2(中小企業) 1/3(大企業)
 上限額 15億円(複数年度は20億円)

≪申請要件≫
 〇先進枠(指定された先進設備の導入)
  1.省エネ率:30%以上
  2.省エネ量:1000kL以上
  3.エネルギー消費原単位改善率:15%以上
 〇一般枠(オーダーメード設備又は指定設備の導入)
  1.省エネ率:10%以上
  2.省エネ量:700kL以上
  3.エネルギー消費原単位改善率:7%以上
 〇中小企業投資促進枠 ※今回新設
  1.省エネ率:7%以上
  2.省エネ量:500kL以上
  3.エネルギー消費原単位改善率:5%以上

以下はⅡ電化・脱炭素燃転事業の詳細
≪対象≫
・電化設備(電気炉、ヒートポンプ等)
・燃転設備

≪補助≫
 補助率 1/2(本体のみ、電化は付帯設備も含む、中小企業は工事費も含む)
 上限額 3億円(電化は5億円)

以下はⅢ設備単位型事業の詳細
≪対象≫
 ・ユーティリティ設備
   高効率空調機、ヒートポンプ、業務用給湯器、高性能ボイラー、コージェネレーション等
 ・生産設備
   工作機械、プレス機械、ダイカストマシン、プラスチック加工機械、印刷機械

≪補助≫
 補助率 1/3(本体のみ)
 上限額 1億円 

≪申請要件≫
 1.省エネ率:10%以上
 2.省エネ量:1kL以上
 3.経費当たり省エネ量:1kL/千万円 

ヒートポンプ補助金を徹底深堀


2025年春の省エネ補助金の中でも注目なのはヒートポンプ導入への活用です。
ヒートポンプ導入活用について徹底的に深堀、詳細解説していきます。

 ↓  詳細はYoutube動画で解説しています。
省エネ補助金2025 ヒートポンプ徹底解説! 令和6年補正予算

以下「Ⅱ電化・脱炭素燃転事業」の詳細
≪対象≫
 ・電化設備(電気炉、ヒートポンプ等)
 ・燃転設備

≪補助≫
 補助率 1/2(本体のみ、電化は付帯設備も含む、中小企業は工事費も含む)
 上限額 3億円(電化は5億円)

≪ポイント≫
 ・高い採択率:GX移行債が財源となっているため、予算に対し申請が少なく、採択率は80%以上。
 ・数値的な申請要件がないため、申請ハードルが低い。
 ・新設:中小企業はこれまでの設備費・付帯設備に加えて工事費も補助対象になるため、ほぼ事業全体が補助対象となる。
 ・新設:ボイラーなどの既存加熱設備との併用(ハイブリッド)が可能になったため、環境性・経済性・安全性の両立したシステム構築が可能になる。

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