今回は中小企業版SBT特集です!
いよいよ第二次トランプ政権がスタートしました。
我々の生活にどのような影響があるか、期待と心配が入り混じりますね。
平和で持続可能な世界をつくるリーダーになってもらいたいですね。
環境貢献企業のお墨付きをもらえるSBTへの参加企業が急速に増えています。
しかし、急速な参加企業の増加により、2024年末に申請の要件・内容が変更され難易度が上がりました。
今回は大人気の中小企業版SBTの2025年版について徹底紹介します!
2025年度版中小企業版SBT 徹底解説
パリ協定のCO2削減目標に参加する取組であるSBT。その中小企業版が大人気です。
日本は世界の中でSBT参加企業数は第一位。2024年末では1,000社を超えました。そのうち約8割が中小企業。中小企業に人気なことが分かりますね。
では、なぜ人気なのか。
簡単に言えば、名刺やホームページにSBT認証マークを貼り付けして、分かりやすく環境貢献企業であることをアピールできることです。
現在の全ての上場企業はCO2削減が必須となっている中、SBT取得している中小企業の取引先企業を探しています。SBT取得していれば、そのニーズに応えられるのです!
2025年からは中小企業版SBT申請の要件が厳格化されました。
取得は難しくなる?
いえいえ、正しく申請すれば問題なく取得は可能です。
ここでは2025年版の中小企業版SBTの申請変更点について解説します。
↓ Youtube動画でも分かりやすく解説していますので、ご覧ください。
2025年版中小企業版SBT 最新情報徹底解説
大きな変更点は以下の通りです。
①申請事務局がSBTiからSBTiサービスに変更
②申請の企業要件が変更
③申請回数が1回から2回に変更
④Scope1・2排出量の詳細な内訳の提出が追加
⑤算定除外の度合いの支援が追加
この中で厄介のなのは④・⑤でしょう。
Scope1の内訳提出として、車両燃焼・固定燃焼・漏洩・生産プロセスがありますが、問題は漏洩と生産プロセスです。例えばエアコンの冷媒漏洩や溶接用アセチレン燃焼などが概要しますが、多くの申請企業や支援企業はこの部分を算定除外している場合が多いのです。
また併せて、算定範囲(事業所など)の除外と算定除外の度合いの提出が必要になりましたので、適当にScope1・2を算定している企業は申請が通らなくなります。
変更詳細について興味がある方は、Youtube動画で詳細に解説しているのでご覧ください。
ほっとコンサルティングのSBT取得支援
ほっとコンサルティングでは、中小企業版SBTの申請支援をおこなっています。
支援実績は7社、もちろん100%の取得実績です。
うち2025年版での申請が2社で、変更点に対する適切な準備で順調に進んでおり、入金フェーズに入ったので、間違いなく取得できるでしょう。
2025年版より漏洩や生産プロセスのGHG排出量や算定除外度合いの提出が必要になりましたので、空調設備や化学計算式等の技術力の無い支援企業では支援できないと思われます。
ほっとコンサルティングでは、確かな技術力で強力に支援いたします。
中小企業版SBTの申請を検討されているかたは、是非ご連絡ください。