中小機構のカーボンニュートラル支援が大好評!
本格的な梅雨ですね。
ジメジメ、気分もなかなか上がりません。。
今年は、エルニーニョ現象で梅雨が長いとか。
気候変動は梅雨も長くするのでしょうか。。
中小機構のカーボンニュートラル支援が大好評!
中小機構が実施している「カーボンニュートラル支援」が好評です。
その支援内容は大きく二つあります、
一つは中小企業へ直接支援
二つめは大企業と連携し、大企業のサプライヤー中小企業へ支援
今回は、二つめについてご紹介します。
私は中小機構のカーボンニュートラル支援アドバイザーをしています。私の担当企業についてご紹介します。
大手重電メーカー・大手自動車メーカーと連携して、サプライヤー企業向けのカーボンニュートラルセミナーを
実施しています。セミナーはリアル開催やWEB開催があります。数十社のサプライヤー企業が参加します。
内容は、背景・概要の理解、CO2算定、CO2削減計画、SBT認定等になります。
その後、希望者に対し、3日間の無料支援を実施します。内容は概算のCO2算定(Scope1・2・3)、
概算のCO2削減計画策定、中小企業版SBTの理解等です。
さらに希望者に対しては、中小企業版SBTの取得を念頭に置いたカーボンニュートラル経営の
立ち上げ支援を実施します。
注意が必要なのは、連携する大企業が中小機構の実施するジェグテックに参加していることが条件となります。
興味があるかたは、直接中小機構に相談していただくか、私までご連絡ください。
中小機構は、国の中小企業政策の中核的な実施機関です。
カーボンニュートラルに関する相談|中小機構 (smrj.go.jp)
ほっとセミナー 代表的なCO2算定 製造業での事例
CO2算定はカーボンニュートラル経営の最初の取り組みです。
実際の事例・演習問題を使いながら、代表的なScope3カテゴリについて、算定する方法を動画で
やさしく説明しました。
顧客からの要請への対応や、業界内でカーボンニュートラルの噂を聞き始めた方は是非ご覧ください!
(280) ほっとセミナー 代表的なカテゴリのCO2算定 製造業での事例 – YouTube
↓ 以下、動画の概要です。 ↓
●サプライチェーン排出量とは
Scope1:自社で使用するガス・油・ガソリン等です。
Scope2:電力会社から購入する電力等です。
Scope3:自社以外のサプライチェーン上で出るCO2です。
●Scope3の代表カテゴリでの算定方法
製造業で代表的なカテゴリ1,4,9,11,12について、電気スタンドメーカーでの事例を説明していきます。
●カテゴリ1 購入した製品・サービスでの排出
活動量 × 排出原単位 で算定します
購入金額から算定する場合の演習問題をおこないます。
産業連関表データベースから排出原単位を探します。
物量ベース・金額ベースの使い分けを説明します。
●カテゴリ4 調達輸送のよる排出
材料の総購入量 × 輸送距離 × トンキロ法排出原単位
●カテゴリ9 出荷輸送による排出
製品の総販売量 × 輸送距離 × トンキロ法排出原単位
●出荷輸送はカテゴリが複雑
自社が荷主:カテゴリ4
他社が荷主:カテゴリ9
自社トラックでの輸送:Scope1/2
●カテゴリ11 販売した製品の使用による排出
消費電力 × 年間運転時間 × 耐用年数 × 排出原単位 × 年間販売数
電気スタンドでの演習問題をおこないます。
●カテゴリ12 製品を廃棄する排出量
総販売量 × 埋立処理の原単位