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今回はSBT改定とScope1・2削減についてです!

事務局であるSBTイニシアチブは26年3月末には改定最終版を決定する見込みです。
改定でスコープ1・2それぞれの、削減重要性が高まる見込みです。

目次

SBTの基準改定案


今回の改定案ではSBTiの考え方に3つの大きな方針転換がありました。
1.設定目標に対する進捗管理の評価方法
2.スコープごとの目標設定とスコープ2ロケーション基準必須
3.スコープ3において調達製品CO2排出量を証明する「商品証書」の評価

詳細に解説します。
.SBTiは目標だけ設定して実行が伴わない企業がいるという批判が多かったため、スコープ1と2の排出量について、2050年の長期的な削減目標と短期的な目標設定も必須とし、
進捗管理は5カ年のサイクルで実施する。

.スコープ1、2、3をそれぞれ分けて目標設定することになる。これまではスコープ1,2合わせて42%削減等の目標設定だったが、スコープ1と2でそれぞれ42%削減等の目標設定が必要になる。スコープ2電力は再エネや環境価値での対応が容易であるが、スコープ1化石燃料の削減は対策が少なく難しい。ヒートポンプなどでの電化ニーズが増すと考えられる。
また、スコープ2の目標についてロケーション基準とマーケット基準両方の設定を必須とした。ロケーション基準は日本の代表値。国全体の電力CO2排出係数が低下していかないと目標達成が困難になる。

.スコープ3について、「商品証書」の評価について指針が示された。優先すべき直接的な緩和には、バリューチェーン内と物理的につながっている「商品証書」が含まれた。グリーンスチールなどの低CO2製品の購入等が対象になると思われる。

このなかで重要なのは.でしょう。
スコープごとにそれぞれ削減が必要なこと、スコープ2ロケーション基準での目標達成が必要なこと。
さらに砕いて言えば、対策の難しいスコープ1の削減と、再エネ電力購入に頼らない購入電力量の削減によるスコープ2の削減です。

具体的には、スコープ1削減にはヒートポンプなどでの電化、スコープ2削減には徹底した節電と太陽光発電等の再エネ設備の導入です。

スコープ1削減には電化ヒートポンプ


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