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中堅・中小成長投資補助金の一次公募結果分析

注目の大規模成長補助金の一次公募申請数の情報が出ました。
今回は、大規模成長補助金と省エネ補助金を比較してみたいと思います。

目次

中堅・中小成長投資補助金の一次公募結果分析

中堅・中小成長投資補助金(大規模成長投資補助金)の一次公募結果が公表されました。
なんと!一次公募1000億円にたいして736件の申請があったとのことです。(5/17公表)

ここで、中堅・中小成長投資補助金の概要をおさらいします。

投資規模10億円以上、補助上限50億円、補助率1/3という、今年新設されたビッグ補助金です。
地域の雇用を支える中堅・中小企業が、足元の人手不足等の課題に対応し、成長していくことを目指して行う大規模投を促進することで、地方における持続的な賃上げを実現することを目的としています。

使いやすい点は、建屋工事も含めて新設工場が対象になること。そのため、新工場建設を予定していた企業の申請が集中した形です。

ここから採択率の分析です。
平均補助金獲得額を10億円とした場合、予算1000億円ですので採択件数は100件。申請数が736件ですので、約14%。
相当少ない採択率ですね…
二次公募は6月末ごろの予定です。

大量の申請書類を作成してほぼ落選してしまうなんて。。【2.】で紹介する省エネ補助金のほうが圧倒的に魅力的です。

  ↓ 補助金ポータルサイト

中堅・中小企業の賃上げに向けた省力化などの大規模成長投資補助金 | 経済産業省 (seichotoushi-hojo.jp)

省エネ補助金との比較

最もメジャーな省エネ補助金である経産省(SII)の「省エネルギー投資促進・需要構造転換支援事業」。

この中の(I)工場・事業場型は、補助上限20億円、補助率2/3(中小企業)1/2(大企業)、予算2000億円であり、中堅・中小成長投資補助金以上に魅力的です。

さらに昨年度の場合、四次公募まであったうえ予算余って終了しました。採択率は80.5%!申請数は185件で中堅・中小成長投資補助金の736件(一次公募のみ)と比べても非常に少ないことが分かります。

今年の二次公募は5/27~7/1締め切りで、まさにスタートを切ったタイミングです。予算の大きさは昨年度と同じですので、三次公募も引き続きあると思われます。二次公募に間に合わなくても心配いりません。

主な申請要件は、省エネ設備・生産ラインの導入で、一定の省エネ量・率の達成と、既存設備の撤去です。そのため、新設工場や新設生産ラインには使用ができません。

既存設備の省エネ更新の場合は、迷うことなくSII省エネ補助金の(I)工場・事業場型を狙いましょう!

  ↓  昨年度のSII省エネ補助金 成果報告へのリンク

令和4年度補正予算 省エネルギー投資促進支援事業 成果報告

弊社では昨年度、同補助金で2件の申請支援し採択を受けました。うち1件は45憶円の総事業費で獲得補助金額が20憶円です。

省エネ補助金は、省エネ計算や効果検証が必要なため技術力が求められます。弊社は省エネのプロフェッショナルです。安心して、ご依頼ください。

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