》初回無料コンサルティングはこちら

農産物の低炭素ラベル制度が開始

今週のメルマガは農林業の脱炭素特集です。

農林業からの温室効果ガス排出量は、全体の24%にもなります。
クリーンと思われがちな業界ですが、家畜のゲップ・排出物、稲作、化学肥料、ハウス燃料、重機・車両燃料等で多くの温室効果ガスを排出しています。

農林業での温室効果ガス削減や、カーボンクレジット生成についてご紹介・解説します。

目次

農産物の低炭素ラベル制度が開始


農林水産省の制度で、栽培時の温暖化ガス排出量が少ない農産品を「見える化」する新たな仕組みが3月1日から始まりました。生産者などは農林水産省がつくった算定シートを使って排出量を簡単に計算でき、地域ごとの平均値よりも少なければラベル表示などに使えます。イトーヨーカ堂やイオンなどが採用するようです。

対象は、米・野菜・果物・いも・茶など。
算定の結果、低炭素な農産物は1~3の星をラベル表示します。

今回のラベル事業を手掛ける農林水産省みどりの食料システム戦略グループは「生産者から小売事業者、消費者まで全員が環境負荷低減に参加することを促したい」と狙いを語っています。

農林業カーボンクレジット2事例の紹介


先週開催された脱炭素経営EXPOに出展していた、農林業関連のカーボンクレジットを2事例紹介します。

株式会社フェイガー は、農家向け脱炭素施策の収益化と、カーボンクレジットの流通サポートを行っている企業です。
農家と協力して水田中干やバイオ炭などのクレジットを生成し、クレジットを調達したい企業に販売しています。
  株式会社フェイガー (faeger.company)

もう1社は 中江産業株式会社 です。
従来の林業経営に加えて、植林・枝打ち・間伐・収穫使用による森林適正管理で増加するCO2吸収をカーボンクレジットとして販売している企業です。
  中江産業株式会社 | オフセット・クレジットJ-VER/J-CREDITの購入 (nakae-sangyo.com)

カーボンクレジットには2種類あります。
一つは太陽光等の再エネや省エネによる化石燃料の使用を回避する「回避系クレジット」と、空気中の二酸化炭素(CO2)などを吸収する「除去系クレジット」です。
農産物、森林でのカーボンクレジットは除去系クレジットです。回避系であるJクレジット(再エネ)が3千円/t程度に対し、除去系Jクレジット(森林)は1万円/t程度。

農産物や森林系のクレジットは印象が良いため、カーボンクレジットを使用する企業のPR効果にもとても有効的です。

また、SBTネットゼロではカーボンニュートラルに使用できるクレジットは除去系のみとのルールがあります。

今後、カーボンクレジットは回避系から除去系に人気がシフトしていくのでしょうね。

よかったらシェアしてくださいね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
初回無料コンサル
目次