令和6年度を予想!省エネ補助金 GX関連予算2兆円!2024年がビッグチャンス
現在ニュースで流れていますが、国連総会が開催されています。
各国首脳の演説、とりわけウクライナのゼレンスキー大統領が注目されています。
一方で注目すべき人がいます。国連のグテレス事務総長です。
国連総会演説で「化石燃料の時代は失敗した(the fossil fuel age has failed)」と述べました。世界の脱炭素化が進まないことへのいら立ちのようです。
グテレス事務総長は今夏の世界的な猛暑を受けて、「地球温暖化の時代は終わり、地球沸騰化の時代が来た」とも発言しました。
地球沸騰。恐ろしい響きです。
令和6年度を予想!省エネ補助金 GX関連予算2兆円!2024年がビッグチャンス
来年度の概算要求から省エネ補助金がどのようになるか予想しました。
まれにみる補助金活用のチャンスが来ています。設備投資を考えている企業、特に製造業の工場は要チェックです。
↓ YouTube動画(本動画は9/14開催した補助金セミナーと同じ内容です)
(388) 令和6年度を予想!省エネ補助金 GX関連予算2兆円!2024年がビッグチャンス – YouTube
↓ 以下、解説
GX推進法を受けて、令和6年度はGX分野に2兆円概算要求されました。
経産省の中小企業向け補助金に約2,000億円当てられます。
環境省のSHIFT補助金も予算増額されますが、経産省の補助金のほうが予算増額規模が大きく狙い目です。
経産省 省エネルギー投資促進支援事業 の紹介
(詳細は動画をご覧ください。)
事業形態は4つ
A事業:先進事業
B事業:オーダーメード型事業
C事業:指定設備導入事業
D事業:エネルギー需要最適化対策事業
今年度の採択分析
・例年の採択率50%前後に比べ、今年の採択率は90前後と非常に高くなっています。
予算拡大に伴い採択率が上がっているためです。
・A/B事業は三次公募終了段階で約50%の予算消化率。現在四次公募中です。
導入検討がある程度進んでいる企業は、今年度の四次公募に申請したほうが良い状況です。
・補助金検討の参考スケジュール
春の申請時期に先んじて加点準備を行いましょう。経営力向上計画と公的省エネ診断が加点になります。
経営力向上計画は優遇税制の対象になりますので、節税面でも有効です。
【ほっと省エネ講座】産業用産業用ヒートポンプで廃熱回収しよう!「水から温水」
産業用ヒートポンプで廃熱回収をしよう!
今回は「水から温水」です。
産業用(廃熱回収)ヒートポンプは、いくつかのシステムパターンがあります。
今回は水から熱回収し(水熱源)、温水を製造するパターンです。
ボイラー給水の予熱等に使用することができます。ヒートポンプは熱の電化であり、熱の脱炭素化の
メインメニューです。
ほっと省エネ講座では、中小企業の工場などで使用している各種設備の省エネ手法についてポイントを
説明していきます。設備ごとに、具体的な数値で分かりやすく説明します。
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ヒートポンプでの省エネ「水から温水」 ほっと省エネ講座