中小企業向け 新しい省エネ診断のご案内
だんだん暖かくなってきましたね。
今年の花粉は強烈なようです。早くも鼻からタラーッと。。(汚くてスミマセン)
春といえば、補助金や省エネ診断の申し込み時期です。
今年は魅力的なものばかりですので、このチャンスを見逃さないようにしましょう!
中小企業向け 新しい省エネ診断のご案内
先日もご案内しましたが、中小企業向けの新しい省エネ診断が始まっています。
少ない負担で専門的な診断を受けることができます。是非活用ください。
概要は以下の通りです。
・工場全体の省エネ診断を約1.5万円で受けることができます。
・特設webサイトで簡単に申し込みすることができます。
・省エネ設備導入補助金の加点ポイントになります。
ほっとコンサルティングも埼玉県と茨城県の登録診断機関である「環境ネットワーク埼玉」の診断員です。
特に熱の省エネ・脱炭素を検討したい企業の方は、指名で申し込みください。
↓特設webサイト
省エネルギー診断 | 設備を点検して光熱費削減 省エネルギー診断 (shoeneshindan.jp)
ほっとセミナー 産業ヒートポンプ どのように導入する?設計のポイント
熱の脱炭素の切り札、ヒートポンプ。
エネルギー費の高騰でヒートポンプ導入はさらに効果的になっています。
8年の回収期間だった案件が3年に改善した事例もあります。
YouTube動画も併せて、検討ポイントについて解説します。
1)ヒートポンプの特徴
廃熱に最低限の熱(温度)を加え、熱の再利用が可能です!
例えば、40℃のお湯使用で排水が30℃の場合、ヒートポンプで+10℃するだけで、40℃のお湯として
再利用することができます。
2)ヒートポンプが得意な領域で運転する3つのポイント
・使用温度と廃熱温度の温度差が小さくしましょう。
例えば、0℃のブライン水(廃熱)から90℃のお湯を作る場合と、30℃の排水(廃熱)ら60℃のお湯を
作る場合では、後者の方が効率が良くなります。
・使用先と廃熱が近いと、配管等の工事量や熱ロスが少なくなり、またポンプ等の熱搬送動力エネルギーが
少なるので効果的です。
・ヒートポンプは使用先への熱供給と廃熱からの熱回収を同時におこなう必要があります。
季節や稼働条件でアンバランスが発生しないように計画が必要です。場合によっては、複数の加熱先と
廃熱源を組み合わせる必要もあります。
3)自分の廃熱か?他人の廃熱か?
「自己廃熱の利用」は、自らの熱使用後の廃熱を回収し再度自らの熱として利用するものです。
熱使用と廃熱の発生タイミングが一致するので、利用が容易である一面、少ない運転時間の場合は効果が
少なくなる等のデメリットもあります。
一方で、「機器冷却廃熱の利用」は自ら以外の廃熱を回収して熱利用するものです。廃熱回収の自由度が
増すので効果が大きくなる可能性がある一方、システム建築コストが大きくなるデメリットがあります。
4)負荷と熱源の変動を把握し、バランスを取る
季節や稼働での加熱先と廃熱源のバランスをとることが重要です。各季節で安定発生するベース負荷部分を
ヒートポンプで担当させることが効果的です。
5)ハイブリッド方式(HP+既存熱源)がベスト!
ヒートポンプと既存の蒸気ボイラー等を上手く使うと効果的です。直列式と並列式があります。
~ハイブリッド方式のメリット~
ハイブリッド方式にすることで、負荷変動吸収やCOP向上、トラブル時のバックアップ等のメリットがあります。
6)最適な機器の選定
ヒートポンプは供給形態(温水・熱風)と熱源(水・空気)で区別できます。
空気熱源・水熱源のヒートポンプが、各社から多様なヒートポンプが販売されています。
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