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攻めのカーボンフットプリント 具体事例紹介

カーボンフットプリント(CFP)を算定する事例が増えてきました。オフセットして環境差別化をおこなう攻めのCFPの事例紹介も含めて解説します。

目次

CFPとは

CFPとは、製品・サービス単位でのサプライチェーンすべてのプロセスでのGHG排出量をCO2に換算した合計です。

攻めのCFP

攻めのCFPの一つに、カーボン・オフセットがあります。
取り組みのステップ
①知って:CFPを算定する
②減らして:省エネ・再エネなどでGHG排出量(CFP)を減らす。
③オフセット:削減しきれなかったGHG分のクレジットを購入し、オフセット(埋め合わせ)をし、CO2ゼロ製品・サービスとする。
効果:顧客ニーズに応える、環境ブランド力アップ

有名な攻めのCFP事例

ヤマト運輸のカーボンニュートラル配送宅急便
海外のクレジットを購入し、カーボンニュートラル宅急便を展開しています。環境にやさしい宅急便・会社としてのイメージアップ、ブランド力向上を狙ったものです。

ほっとコンサルティングのCFP算定事例

最終製品:紙袋、ブロア、デッキフロア
中間製品:鋳物、シャフト、金属筐体、盤
ほっとコンサルティングでは中堅・中小企業向けに安価にCFP算定を安価に支援を行っています。

具体的な攻めのCFP事例

対象製品は紙袋です。ライバルのビニル袋より環境価値が高いことを訴求し、差別化を狙いました。
①CFP算定
②CO2削減
③クレジットでオフセット
 クレジットは自県の森林・稲作のものとして、きれいな環境貢献ストーリーを作っています。
④ビニール袋に対し、「CFPの少なさ」「環境性の高さ」で差別化し
、ビニール袋から紙袋への切り替え需要を狙う。

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