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ほっとセミナー「脱炭素のゆくえ」過去5年間の政府方針 今何をすべきか

日本政府の過去5年間の方針を見直していくと、現在・将来、どのように・どのような脱炭素活動をしなくてはいけないかが見えてきます。

目次

2017年 環境省 長期低炭素ビジョン

日本の脱炭素の方針を示したものです。3つの大きな柱となる実施策を組み合わせることで脱炭素が達成できるとしています。
1つめは、エネルギー消費量の削減。
いわゆる省エネです。従来までの省エネを更に追求しましょう。
2つめは、エネルギーの低炭素化。
電気や熱のエネルギーを炭素の少ないものに変えましょうということです。例えば、電気ならば火力発電から太陽光発電へ。熱ならば、重油から天然ガスやバイオマスへ。
3つめは、利用エネルギーの転換。
化石燃料の使用から電気に変えましょうということ。電化と呼ばれます。自動車であれば、ガソリン車から電気自動車へ。工場の熱であれば、ボイラーからヒートポンプへ。

2021年 資源エネ庁ホームページから

脱炭素を達成していくためにどのような技術を活用していくべきなのかを提示したものです。
電気では、再エネ(太陽光発電)、原子力、将来的には水素・アンモニア発電です。熱では、ヒートポンプ等での電化、バイオマス、将来的には水素・アンモニアです。

2022年 経済産業省 改正省エネ法

2050年のカーボンニュートラルを達成するための省エネ法の改正です。非化石エネルギーの促進(再エネ、電化、水素化、環境価値)が大きく記載されています。

脱炭素の方向性

3つの政府方針から今後の脱炭素の方向性が分かります。
電力は、今すぐ太陽光発電+蓄電池、将来はグリーン電力
熱は、今すぐは電化(ヒートポンプ)、将来は水素化


現在の脱炭素への正しい取組メニューは、太陽光発電とヒートポンプです。
まだ導入、検討をしたことが無い事業者は、検討してみてはいかがでしょうか?

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