プロフィール

私はこれまで3つの会社に勤め、2022年、独立起業いたしました。
3社を通して、省エネや脱炭素経営のためのプランニング、技術開発、現場管理、コンサルティングといった職務を果たし、その経験を生かしての起業です。
自己紹介ということで正直なところを申し上げますと、私はもともとエネルギーや環境分野をめざしていたわけではありません。大学ではシステム工学部で床ずれベッドの研究をしていました。
それがどうして省エネ、脱炭素の道に分け入ったかというと、母校にコージェネレーション技術の権威の教授がいたことがきっかけでした。教授が研究していたコージェネレーションとは、ガスエンジンで発電し、その排熱で蒸気をつくるというシステムでした。熱と電気をいっしょにつくる機械。「これはすごい! 効率的だ」ということで熱力学の講義を受講するうちに、熱の活用ということに非常に興味をひかれました。
「この技術がカーボンフリーのキーとなる」とか「地球環境を守る一助になる」という崇高な気持ちからではなく、ただただ新しい技術とその可能性に心ひかれたのです。
就職活動は順調とはいえず、コージェネレーション技術のリーダー的存在であるガス会社には入社できませんでした。けれど、おかげで30代前半から自ら新技術や機械の開発に携わることができた。大手企業との共同研究で特許を取得したり、省エネ大賞の受賞といった案件に自らの提案、推進で携わり、結果を出すことができた。今ではそう思っています。
最初の会社では、地方自治体の大規模プロジェクトにおける建設工事で空調JVの現場所長を務めさせていただきました。100人を超える職人さん方と力を合わせ、環境負荷を抑えた空調システムを実現させたときには、達成感ともに燃え尽き症候群も経験しました。
次の会社では、コージェネレーション分野の新規事業を立ち上げました。エンジニアであると同時に営業的な職務、チームをまとめ、関係各社を巻き込んで目標達成に向かうという、困難かつやりがいのある仕事に没頭しました。
ここではコージェネレーションに加え、電気を使って熱をつくるヒートポンプ技術の活用法を徹底的に極めました。理系エンジニアの性から、それぞれの課題を解決するためにメーカーと最適なヒートポンプの共同開発も手がけました。
会社員時代の取引先の多くは製造業の中小企業様であり、私たちはまず製造の現場のご担当や、工場長様などに省エネなどの提案をします。現場で提案が受け入れられ、話が進むに従って、上部の方々へと、そして最終的には社長向けにプレゼンをするという流れが一般的です。
最後の会社では、大手リース会社で脱炭素に関する設備、太陽光発電やバイオマスボイラー、ヒートポンプ、コージェネレーション等の提案営業や新規事業立ち上げをおこないました。脱炭素設備を導入するにも費用負担が必要。自己資金、リース、ESCO、そして最近はやりのエネルギーサービス。金融サービスのスキルを加えることで、脱炭素経営の実践のためのあらゆるスキルを得ることができました。
そうしているうちに、社会情勢はどんどんカーボンニュートラルや脱炭素経営へ向かっていきます。その流れは強く、速くなっていきます。
これまでは何らかの必要があったり、特に意識の高い経営者の方々が導入を考えたりするものだった脱炭素への設備が、今後は当たり前のものになる。なければ経営が成り立たなくなる。そういう潮流をひしひしと感じるようになりました。
30社以上のヒートポンプ導入をお手伝いするなかで、中堅・中小企業への、本当に親身に寄り添うサポート体制の必要性を実感することが増えていきました。私が携わったヒートポンプ導入については、ほぼ補助金を活用しています。補助金活用のサポートも含めた提案をしているのです。
新たな分野には、サポートを謳う団体や企業も出現しますが、自分ごととしてその内容を深く把握し、実現までするスキルのある存在は不足しがちです。表面的なサポートであっても、未知の分野であれば受け入れられてしまう現実があります。真に有益なサポート体制が、今はまだ整っていない。それなのに、時代の要請は厳しくスピーディーに迫ってくる……。
新たな設備の導入や経営システムの転換にはコストがかかります。
それはどんな場合にも変わりません。それならば、かかったコストが回収できるチャンス、コストをそれ以上のメリットにつなげられるチャンスを提案したい。今であれば提案できる。建築、製造、空調、省エネ、設備といった業務の現場で、その想いは強くなる一方でした。
私は経営やコンサルティングに必要な知識を学び始めました。これらも業務としては日常的に行っていることです。そこに体系的な知識を積み重ね、現場の技術者としてだけでなく、経営コンサルのプロフェッショナルとして、どんな場面でも通用するスキルと、それを証明する資格を得ました。
「事業再構築」「ものづくり」等の補助金はグリーン枠の導入など、種類や金額も増大しています。それがいつまで続くかはわかりません。そして、補助金のなかには、認定支援機関を通して申請しないと受給できないものもあります。そのため、これまで以上にしっかり公的に補助金申請のサポートもできるよう、支援機関の認定も受けました。
- 省エネ設備の現場のことなら、なんでも理解できる。実践も積んでいる。
- 経営の知識やコンサルタントの手法も公に証明されている。
- 補助金申請支援機関の認定も受けている。
これらの強みをもって、私は起業しました。
机上論としての戦略だけでなく、実践を踏まえた戦略、ロードマップの策定から、その実現とその後ずっと続く運営や管理、伴走支援まで。すべてを落とし込んだアドバイスやサポートができる存在として、社会を支える中堅・中小企業の皆さまのお手伝いをするために。
中小企業診断士の会合などで、社長たちの話を聞く機会も増えました。省エネはもちろん、脱炭素経営やカーボンニュートラルといった話題も出るようになりました。けれどまだ、自分の会社で率先してやるタイミングではないと考えている経営者様が多いことを感じます。
あいさつのページでも述べたように、プライム上場の企業では、サプライチェーンを含めた脱炭素経営の実態などを、情報開示することが求められます。
今、脱炭素経営を実現する企業、実現に向かうことをアピールできる企業は、先行者利益を得ることができます。
顧客に対してはもちろん、自社に対する社会の目という面でも、努力を欠かさない優良企業であることを訴求できます。たとえば、社会の動向や環境問題に敏感な傾向のあるZ世代(20代)に対するリクルート対策にも効果的です。
つい長くなってしまった自己紹介をお読みいただき、ありがとうございます。
技術屋コンサルとしての私について書き連ねましたが、個人としての私は元気いっぱいな3児の父親であり、趣味の自転車ツーリングやキャンプに夢中になりすぎがちな、アウトドア系アラフィフです。
仕事は仕事で精いっぱい。それと同時に家族のため、大好きな自然のなかで過ごす時間のためにも、健全な社会活動が続くこと、そして地球環境保全に向け、少しでも貢献できることを幸せに感じながら、天職と思える仕事に一生をかけて務めていけるよう頑張ってまいります。
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