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脱炭素経営計画 ~脱炭素をチャンスに!~

目次

脱炭素経営計画の作成について説明します

TCFD(気候変動に関する情報開示)にのっとった計画です。TCFDを宣言している大企業のお客様との取引をしている企業にとっては、本計画はお客様からの脱炭素の要請にこたえることができるため非常に有効です。脱炭素経営計画とは?


気候変動が自社に与える影響(リスク・機会)を分析し、計画的に対策を講じ、持続可能な企業を目指すものです。

リスク・機会分析


TCFDに挙げられているリスク・機会項目から、自社に関連する項目を抽出します。
リスクは、移行リスク(脱炭素社会になるための規制や負担)4項目と物理的リスク(台風や気温上昇での直接被害)2項目に分けられます。
機会は、脱炭素の波でのチャンスを5項目に分けて分類しています。

自社に影響を与えるリスク・機会を、重要度に応じ分類します。重要度を大・中・小で分類します。

シナリオ分析


脱炭素に成功した世界(2030年に2℃上昇)と失敗した世界(4℃上昇)のシナリオにおいて、自社がどのようになっているかをシミュレーションします。
自社のバリューチェーン(燃・原材料調達、製造、出荷、販売、使用、廃棄)において、リスク・機会がどのようになっているか?自社を取り巻く脅威(売り手、代替品、新規参入、業界内、買い手)がどのようになっているか?を分析します。

業績へのインパクト分析


シナリオ分析の内容を定量化(金額化)し、バランスシート上のどの項目に影響を与えるかを分析します。
売上・経費に良い影響(機会)を与えるのか、悪い影響(リスク)を与えるのか、その金額を計算します。
もし、2030年の利益が現状よりも悪化する場合は検討が必要です。

対策の検討


機会獲得とリスク緩和について、現状の取組の整理と、今後の取組をまとめます。これらの詳細な検討をおこない、財務への影響をシミュレーションします。
対策を講じることで、業績インパクトがどの程度改善されるのかをシミュレーションします。利益が現状以上になるように対策を講じていくことが必要です。

脱炭素経営計画のまとめシートの作成


自社のステークホルダーに対し、どのような脱炭素活動を行っていくかを決定し、まとめていきます。お客様、自社、仕入先、金融機関、国・自治体、大学・研究機関と、連携しながら脱炭素を進めていくことが重要です。

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